数年前から行われている護摩木勧進(もしくは自腹購入者)への特別待遇である。
つまり京都で2月に行われる「大柴燈護摩」に来れる人で護摩木を千本以上勧進した方で申請した人はこの特別に内陣へ入って間近に護摩を拝めるという企画である。
アイディアとしてユニークだが、問題もある。
なぜなら結界内というのは通常修行者などが入れる聖域である。それが千本(10万円)護摩木を買うだけで許可が得られるというのだから、
まさに「地獄の沙汰も金次第。阿含の中も金次第」と揶揄される所以がここにあると思うのは私だけであろうか。
下が星まつりにて販売されるお守りなどのグッズである。
今年は第40回ということもあってかなりの種類の販売が網羅されている。
見てわかるように一年に一回しか開催されない大きなイベントなのでこれらの売上げによって収益が見込める。
なので力の入れようというものの程が窺い知れます。
護摩木勧進だけでなくこういうものなどで収益を上げている実情があるわけです。この機会を逃したら後は普段の展開(解脱供養など)でしか
収益は上げれないわけですから、商魂たくましく頑張るわけです。